城崎温泉〜湯巡りの旅 [旅]
2月も最終日。ついこの間「あけましておめでとう」って言った気がしますが、あれから1年の6分の1の時間がすぎたんですよー。オソロシヤ。
今日は城崎温泉一泊旅行の湯巡り編をば。
城崎温泉駅に到着後まずみつけたのがこれ。駅前にある湯飲場。ほんのりしょっぱくてミネラルたっぷりだなぁという味でした。
駅前のお土産屋さん通りでカニだカニだーと騒ぎつつ(翌日のお土産買い込みの下見を兼ねて)川沿いの道にたどり着くと、なかなかの風情。
そして今日お世話になる山本屋さんに到着。入り口で生ビールのサーバがお出迎えです(笑)
創業350年という老舗旅館さんでした。建物も古く、全体としてレトロな感じなのだけど、要所要所はちゃんと手が入れられてて、とても快適でしたよ。
浴衣に着替え、いざ外湯巡りへ。
←宿で外湯券をもらっていきます(何枚でも♪)
城崎温泉には外湯が七つあるのですが、それぞれにお湯の効能の他に、神社のようなゴリヤクがあります。そのゴリヤクと当日・翌日お休みのお湯、朝湯がないお湯などを慎重に(笑)吟味して、今日中に3つのお風呂に入ろうということに。
さて私たちがまず向かったのが…
御所の湯
移築したばかりだそうで、とってもきれいでした。そしてとっても人がいました。宿のチェックインが3時頃、それから着替えて外湯へというとどうしても時間が重なるのでしょうね。
最初のお風呂を満喫した後、御所の湯の目の前のお店で友人は一杯目の生ビール、私はミルクソフトクリームを。ん〜ごくらくごくらく。
さてそろそろ体もまた冷えてきたので次のお風呂へ。
鴻の湯
風呂上がりにはまたまた腹ごなし…だったのですが、これはまた次回の更新に。
ここで夕食の時間になったのでいったん宿に戻って晩ご飯。
お腹が落ち着いた頃、再び外湯へ。外湯は23時までやっているのだそうです。
その頃には窓の外はとっぷり日が暮れて、外湯へ向かう温泉客の下駄がカラーンコローンといい感じ。
夕食後に向かったのは宿から2軒ほど離れたお湯。
柳湯
柳湯は朝湯がないということで、どうしても夜のうちに行っておきたかったのでした。風呂上がりにまた何かを口にしたのは言うまでもありませんが、こちらも次回の更新へ。
そしてこの日の締めは宿のお風呂。城崎温泉といえば外湯ということで、外湯しか利用しないというお客さんも多いのじゃないかなと思うけれど、宿のお風呂も手を抜かず、満足できるものでした。そして何より空いているからゆっくり体を洗ったりできました。
一晩空けて朝風呂は宿のお隣のお湯へ。
一の湯
さて、ここで七つある外湯のそれぞれのゴリヤクです。それぞれに二つぐらいのゴリヤクがあるのですが、私たちが入ったお風呂とその順番をもう一度ご覧ください。
1.御所の湯(良縁成就) 2.鴻の湯(夫婦円満)
3.柳湯 (子授安産) 4.一の湯(開運招福)
ど〜です?完璧でしょ?途中下車して寄ろうとしていたコウノトリの郷公園に振られたのも、今にして思えば順番を守れと………。
それ以外のお風呂とゴリヤクについてはこちらをどうぞ。
それにしても、【特急きのさき】が満席だった時に想像ついたとはいえ、城崎人気スゴイです。
ぜんぜん鄙びた温泉地なんかじゃありません。むしろ元気いっぱいという感じ。
温泉地の外湯って、ふるーい銭湯のようなところをイメージしていたのですが、どこもきれいで気持ち良いお風呂でした。(人が多くて脱衣所が大変でしたが)
宿でもらえる外湯券を使えるのはチェックインしている間のみ。もちろん有料ならそれ以外の時間でも入れますが、このあたりにも街をあげて活性化させてる取り組みが見て取れますね。
温泉街全体をここまで楽しめる温泉地というのは、私は初めてでした。城崎温泉、オススメですよー♪